力をあわせて

もう11月の後半になり、車の窓ガラスも凍り始め段々と冬らしい寒さになってきました。

栃木県大田原市で「天狗大国まつり」というイベントが開催され家族で遊びに行って来ました。

なんで天狗なのかなぁ~

その理由としては明治時代に地元の人たちが厄除けの願いを込めて天狗のお面を作ったそうです。

木製の日本で一番大きいお面で、いまでもそのお面が光丸山法輪寺に奉納してあり市の有形文化財に指定され地域のシンボルになっています。

イベントは、約40の飲食店が出店しステージショーなどで会場を盛り上げていました。

大田原市は能登半島の復興支援に力を入れているそうで、会場内では募金活動や石川県産品を販売し売上はすべて被災地へ寄付する活動もしていました。

今年の1月1日、たくさんの尊い命がなくなってしまった最大震度7の石川県能登地震、その後9月に地震の爪痕残る中大雨により多くの被害を受けました。

久しぶりに家族や友人に会い、お正月休みをゆっくり過ごしていた中に起きてしまった恐怖。日本中が自然災害はいつ起こるか分からないと思い知らされた出来事になったのではないかと思います。

いつ起こるか分からない恐怖に怯えているだけではなく、やはり日頃から大切な人や日々の暮らしを守る為に住宅の耐震化を考えたり備蓄品などを備えておく必要があると思います。

今回、市政施行70周年の大田原市の話をもう少ししますと、

大田原の名前の由来は 大俵 に由来しているそうです。昔から農業が盛んな地域で農家さんや畜産業を営む方が多くいます。

しかし全国的にもそうですが高齢化や後継者不足は深刻な問題となっているそうです。

問題解決の糸口として市は農家を本気で始めたい人の為に就農支援や研修制度があり民泊や体験を通じて若い世代が活躍できるような取り組みをしています。

市や農家さんが協力し合い問題に目を向けて大田原の豊かな自然と文化、歴史をそして大俵を守ろうとしているのではないかと私は思いました。

先日、妻の職場の同僚からの相談で

10年前に地元のハウスメーカーで建てた住まいにシロアリ?!が出たので見てほしいと依頼がありました。

シロアリは家の木材を内側から食べ始めるため発見が遅れると家の構造材にダメージを与えて修復工事や駆除が必要になってしまいます。

私も自分の住まいにシロアリがいたらと思うと心配で夜も眠れません。

なので専門の知識のある地元の工務店さんと一緒に調査に行ってきました。

お客様と場所の確認とその時の状況をヒアリングした結果、シロアリではなさそうで時期的な事と薪ストーブでを使用しているため中に薪を入れた時にシロアリらしき昆虫が一緒に入って来てしまったのではないか?という結果になりました。一般の方ですと見分けがつかないですよね。

今度見かけた時は写真を撮って頂くよう伝え、お客様もほっとした様子で安心して頂くことができました。

今回は私も専門分野ではありませんでしたが地元の工務店さんの力をお借りして困った時はお互いで助け合い、力をあわせて地元の方々のために活動していくことが大切なんだと感じました。

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