計画から未来への環境負荷を考える

温度差のない快適空間を最小限のエネルギーで維持し

未来の子供たちのためにできるウチづくり。

待ったなしの地球温暖化。それによる気候変動。

これは無駄にエネルギーを使い温室効果ガスを排出し続けてしまった人間の起こした人災なのです。

普段、当たり前に使っている電気ですが日本のエネルギー時給率を知っていますか?

なんとたったの10%程度なのです。

他は海外から燃料を買い、主に火力発電で電気を作っているエネルギー赤ちゃんの国です。

火力発電に使う石油の可採年数はあと50年程度と言われています。また輸入先は戦争などで経済の不安定な中東なので、燃料が入ってこない価格の高騰などはどうすることもできない危険な状態です。

ちなみにニュージーランドのエネルギー自給率は約80%を達成しています。

人工や文化は違うかもしれませんが国や国民の意識の差も日本とは大きく違うのではないでしょうか?

四季豊かな日本。 少ないエネルギーで季節を感じながら家で快適に過ごしたい。

それには季節の変化に関係なく室内温度を一定に保つ必要があり断熱・気密プラス自然素材が重要になります。

熱は温度の高い所から低い方へ移動する性質があります。

・夏は高温の外気が冷房で涼しくした室内へ

・冬は暖房で温めた温かい空気が空気の寒い外へ

この熱移動をさせないために家の外周を断熱で包むことが大切なのです。

家の気密も断熱と同じくらい大切です。

高性能な断熱材を使って性能を上げても、すき間が多いと熱移動が起きてしまいます。

24時間計画換気もロスなく機能させ新鮮な空気の流れをコントロールできるようになります。

内装の仕上げ材によっても違います。

自然素材を使うことでビニールクロスなど人工物とは違い温かみがあります。

香りや湿度調整もしてくれるため、より快適な空間となります。

私たちには未来の子供たちに地球を残していく義務があります。

これらを実現するために私の考える基本仕様とエネルギーパスを使い地球にやさしく住まい手にもやさしいウチを計画します。